今日の主役は・・・サランです
いつものように家族全員で朝の散歩。
それが終ると引き続きパパ&サランがお散歩するのです。
今日は気分を変えていつもとは違うコースを楽しもうと
テケテケ歩いていると 側の駐車場で車に繋がれたシェパード
(でっかい!)にビビる

サラン。
オイラもたまげたぜ!
でも繋がれている事に安心しきっていた直後

事件は起きました。
散歩前 風見しんごの長女事故死の報道を見ていた私は これからの
出来事をダブって予測していました。
鼻唄まじりで気分良く散歩していたら急にサランが走り出し
甘く握っていたリードが手から離れてしまった!
あ!!と思った瞬間背後から さっきまで繋がれていたはずのシェパードがサラン目がけて突進するじゃないですか

一瞬サランを追いかけるか、シェパードを捕まえるか?と迷ったが、
サランはパニくって片側2車線の



道路に飛び出して行くのでサランを追った。
が、40歳の老体に鞭打って走ってもエンジン全開のサランに追いつくはずも無い・・・

ふと目をやると道路にこびりついてる何かの肉片。
サランもこれと同じになるのか?と頭をよぎる。
大声で静止を求めるも、恐怖感に支配されたサランにパパの声は届かない。
まるでドラマのワンシーンのように大道路を車に急停止させながら走る
ワンコとオッサン。
シェパードの姿は程なくして見えなくなったが、サランも見失いかける。
300メートル位離れた大きな橋の歩道でキョトンとこちらを見ているサランに待ってくれと祈りつつ、オヤジの心臓は爆発寸前

声にならない小さな声で「サラン」と呼びながらヘロヘロ足で近づいてゆく。
サランはそのまま待ってくれて、無事捕獲。
「もう歩けない」そのままヘタりこんでサランを抱きしめ、彼女の温もりを感じながら、無事である実感を得たかった。
当分そこで息を整えなんとか再び歩く。
でも少し歩いた川原で又腰を下ろした。
サランはこちらを伺うように時々覗き込む。
何と言いたいのか、言っているのかは分からないが「怖かったね」
くらいのものだろう。
まぁそれでもいい。
2~3日すれば笑い話になるだろう。
あのシェパードはその後どうしただろうか?
飼い主はこの事件の一部始終を見ていたのかさえも分からない。
抗議をしに行く体力も無い。
シェパードは悪くない。
リードが何故外れたかも知らない。
でも突き詰めれば飼い主が悪いのだ。
逆の立場なら文句を言われても仕方ないと思う。
追いかけられたのがサランではなく、お年寄りでこけて怪我でもされたら・・・
そっちのほうが悲惨だ。
誰を責めるでもなく、我が家も今後は色んなことに注意する必要がある
ことを学んだような気がした。
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